ヨガ・瞑想（めいそう）

馴染みのない言葉かもしれませんが、こころの平静はいつでも必要なもので、それが身体にまで影響を及ぼすことを皆さんご存知でしょうか？
人間の身体は自立神経に支配されています。それは無意識に呼吸をしてることであったり、私たちが睡眠中も心臓等の内臓は活発に活動していることから分ります。その自律神経には交感神経と副交感神経とがあり、その二つのバランスがうまくいってはじめて健康な身体で過ごせることになっているのです。ところが仕事や人間関係によって多大なストレスを受けると自律神経の交感神経が活発となり、副交感神経を押さえ込むことになります。そうなると心臓、血管、気管支等様々なとこで不調を訴えることとなります。この状態を自律神経失調症と言います。そこで、自律神経のバランスをとることが出来ればこころの平静を得ることができ、更に身体の調子を整えることになるのです。その為に大事になるのが呼吸です。私たちは寝ているときも呼吸を当然やります。呼吸も自律神経の支配下にあるのですが、呼吸は我々の力でコントロールできます。ゆったりとした腹式呼吸を行うことで自律神経の副交感神経を活発にすることができるのです。この為にヨガ、瞑想、太極拳、気功等は腹式呼吸なのです。
瞑想と言えば宗教的で何だか仰々しいと思われるかもしれませんが、簡単な瞑想を習慣付ければこころの平静さを得ることが出来それが体調、表情に必ず表れるでしょう。試す価値オオアリです。

１、一人の部屋で座る（椅子でも、床でも特に正座とか、ヨガのように足を組むことはありません）
２、目を閉じてゆっくりと腹式呼吸を５０回（慣れてきたら回数を増やしてください）
※呼吸時の注意として、息をゆっくり吐いて下腹を思いっきり引っ込める、吸うときには逆に思いっきり膨らます。これを意識的にやって下さい。
３、瞑想中は何も考えないのがベストですが、楽しいことを思い出したりするのはOKですが、よくないことを考えそうになったら無理やり楽しいことに切り替えて下さい。
４、瞑想中にBGMとしてリラックス、ヒーリング系のCDなんかあれば、更に心地好くなるでしょう。

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